
エコカーについて正確に把握するのは困難なのではないのでしょうか。 二酸化炭素や窒素酸化物、硫黄酸化物などの温室効果ガスや大気汚染物質は排出されることがなく、排出されるのは「水」だけなので、“究極のエコカー”と呼ばれることがあります。燃料電池車のメリットは、そのほかにも、水素充填1回で、ガソリン車と同程度の距離を走行することが可能なことです。燃料電池車は、現在、ホンダやトヨタがリース販売を行っています。トヨタは、環境省に「FCHV-adv」を、ホンダは官公庁や一部民間企業に対して「FCXクラリティ」を2008年から販売しています。
インフラ整備の面では、水素ステーションのインフラを整えたり、燃料電池車の普及に向けた研究や活動を実施したりしています。現在、水素ステーションは関東地方を中心に合計11カ所設置されています。2015年を目標に水素供給ビジネスを事業化させるそうです。海外では、ダイムラーが2009年12月11日に、同社初となる量産型の燃料電池車「BクラスF-CELL」を発表しました。
200台をまず量産して、2010年春からはリース販売を米国と欧州で開始します。「環境に悪い」「うるさい」という悪いイメージをもたれるディーゼル車が、“エコカー”として注目され始めています。ディーゼル車は、窒素酸化物や粒子状物質といった大気汚染物質を大量に排出するため、日本では敬遠されてきました。ディーゼル車は、二酸化炭素の排出量が少なく、燃費がガソリン車に比べて2?3割良いというメリットがありますが、国内ではガソリン車が主流となっています。